茨木市で遺言書作成!書類作成で失敗しないポイントを専門家が解説

茨木市にお住まいの方に向けて、遺言書の必要性やその種類・書類作成などを解説

人生は、いつ何が起こるかわかりません。病気や事故など予期せぬ出来事が起こる可能性もあれば、自分ではどうにもできない事情によって大切な家族が困ってしまうことも考えられます。

「愛する家族に自分の想いを伝えたい」「自分の死後も残された家族が安心して暮らせるようにしたい」

そのような想いを形にするのが「遺言書」です。遺言書は、ご自身の大切な財産を、ご自身の意思で大切な人に託すための法的な手段です。

この記事では、茨木市にお住まいの方に向けて、遺言書とは何か、なぜ必要なのか、そして遺言書の種類や書類作成などについて、基本的な情報をお伝えします。ご自身やご家族にとって、より良い未来を描くための一助となれば幸いです。

茨木市で遺言書作成を検討されている方へ

茨木市で遺言書作成を検討されている方へ

遺言書とは?なぜ必要なの?

遺言書とは、あなたの大切な財産を、あなたの想いの通りに残すための法律文書です。

遺言書がない場合、法定相続人全員で遺産の分け方について合意をすることが必要になります。

これは、遺産に預貯金や不動産だけでなく、車や貴金属などのプラスの財産や借金などのマイナスの財産も含まれるため、場合によっては、残された家族に大きな負担を強いる可能性があります。想定されるケースの例は以下のとおりです。

お子様がいないご夫婦

お子様がいないご夫婦の場合、相続人は配偶者とご兄弟(または甥姪)となることが多いです。ご兄弟等が手続に協力してくれない場合には、裁判手続等を考える必要があり、配偶者の方に大きな負担を掛けてしまいます。

内縁の妻や夫、長年連れ添ったパートナーに遺産を相続させたい場合

法律上の婚姻関係にない内縁の妻や夫、長年連れ添ったパートナーには、相続権が認められていません。そのため、遺言書がない場合、遺産を相続することはできません。

法定相続人の中に認知症の方、障害をお持ちの方がいる場合

認知症が進んでいる方は、ご自身では法律行為ができない可能性がありまます。遺産分割協議は高度な判断が要求される法律行為ですから、認知症の方がいる場合には遺産分割協議をするのが難しいです。成年後見制度も使い難い点が多いので、遺言書を書いて相続手続を進められるようにしておくべきです。これは、障害をお持ちの相続人がいる場合も同じです。

可愛いペットのために残してあげたい場合

法律上、ペットは「物」として扱われるため、ペット自身が相続財産を受け取ることはできません。大切なペットのお世話をしてくれることを条件として、遺産を受け取る人を指定しておくことが必要です。

上記のようなケースでは、あなたの想いを叶えるために、遺言書の作成が必要不可欠です。

遺言書を作成することで、あなたの想いを明確に伝え、あなたの大切な家族やパートナー、そして財産を守ることに繋がります。

茨木市における遺言書作成の現状

茨木市にお住まいの方々が遺言書を作成する際に、どのような点に注意すべきでしょうか。茨木市は大阪府のベッドタウンとしての性格も持ち、人口は大阪府内でも5番目に多い都市です。そのため、相続に関するトラブルも増加傾向にあります。

人口増加

大阪市へのアクセスが良く、生活利便性が高いことから、茨木市は人口増加傾向にあります。

高齢化

全国的な傾向と同様に、茨木市でも高齢化が進んでいます。

核家族化

核家族化が進み、相続人が少なくなることで、相続人間でのトラブル・リスクが高まります。

このような状況から、茨木市においては、遺言書の作成は非常に重要です。遺言書を作成することで、ご自身の意思を明確にし、相続におけるトラブルを未然に防ぎます。

あなたに合った遺言書の種類は?

遺言書には、大きく分けて「普通方式遺言」と「特別方式遺言」の2種類が存在します。

ここでは、一般的に作成されている「普通方式遺言」の3つの種類についてご紹介します。

自筆証書遺言

特徴:全文・日付・氏名を自筆し、押印して作成する(財産目録については、一定の方式の下、ワープロ打ちしたものも認められています)

メリット:費用がかからず、手続が簡便、いつでも一人で作成できる、遺言内容を他人に知られずに作成できる

デメリット:法的要件不備で遺言書自体が無効になる可能性、記載内容によっては手続で使えない可能性、紛失・偽造・隠匿の可能性、遺族が遺言書の存在に気づかない可能性

公正証書遺言

特徴:公証役場で作成し、原本を公証役場で保管する(写しの再発行が可能)

メリット:法的有効性が担保されている、ほぼ全ての手続で使用できる、紛失・偽造・隠匿のおそれがない

デメリット:費用がかかる、証人が必要であるため遺言内容を秘密にできない

秘密証書遺言

特徴:遺言者が作成した証書を封筒に入れて封をし、公証人と証人の前で提出し、保管を依頼する

メリット:遺言の存在を遺族に証明できる、遺言内容を他人に知られずに作成できる

デメリット:法的要件不備で遺言書自体が無効になる可能性、記載内容によっては手続で使えない可能性、費用がかかる

それぞれにメリットとデメリットがあるため、ご自身の状況や希望に合った遺言書の種類を選ぶことが重要です。

遺言書作成で失敗しないために

遺言書作成で失敗しないために

専門家への相談がおすすめ

遺言書の作成は、ご自身の大切な財産をどのように分配するか、ご家族にどのように相続させるかを決定づける重要な手続です。そのため、法律や手続に精通した専門家に相談することをおすすめします。

弁護士

相続人同士の争いごとやトラブルが発生している場合の法的問題解決

司法書士

不動産登記の専門家。相続に伴う不動産の名義変更手続など

行政書士

遺産分割協議書作成、遺言書作成、相続人調査など、書類作成や手続の専門家

税理士

相続税の申告や納税に関する専門家

ご自身の状況に合わせて、適切な専門家を選ぶことが大切です。例えば、相続争いが確実な場合は弁護士に、相続争いのリスクを減らした遺言書の作成を依頼する場合は行政書士や司法書士に相談するのが良いでしょう。

専門家は、豊富な知識と経験に基づいて、

  • 遺言書の内容の検討
  • 必要な書類の準備
  • 手続の代行

などを行います。複雑な手続をスムーズに進めるためにも、専門家のサポートを受けることは大きなメリットとなります。

茨木市で遺言書作成をサポートする専門家:行政書士、司法書士

遺言書作成のサポートをしてくれる専門家には、行政書士と司法書士がいます。どちらも、豊富な専門知識と経験に基づいて、依頼者の希望に沿った遺言書の作成をサポートしてくれます。

どの専門家に依頼するかは、ケースバイケースです。相続争いが確実な場合は弁護士、相続争いのリスクを減らした遺言書作成であれば行政書士や司法書士というように、自身の状況に合わせて選ぶと良いでしょう。

茨木市にも、遺言書作成を受任する行政書士や司法書士が数多くいます。大切な書類の作成ですので、信頼できる専門家を選ぶことが、円滑な相続を実現するために重要です。

専門家選びのポイント

茨木市で遺言書作成を依頼する場合、行政書士や司法書士といった専門家を選ぶことが重要です。しかし、どの専門家に依頼すれば良いか迷ってしまう方もいるでしょう。そこで、ここでは専門家選びのポイントと費用相場について解説します。

専門家の得意分野を確認する

弁護士や行政書士、司法書士は、それぞれ得意とする分野が異なります。遺言書作成に精通しているか、過去の事例などを参考に確認しましょう。

相談しやすい雰囲気かどうか

遺言書作成は、自身の希望や家族への想いを伝える大切なプロセスです。そのため、相談しやすく、信頼できる専門家を選びましょう。まずは相談の予約のために問い合わせをして、その対応などから判断することをお勧めします。

費用体系が明確であるか

費用が不透明な場合、後々トラブルになる可能性があります。相談時に費用体系について確認しておきましょう。遺言書作成の費用相場は、作成する遺言書の形式や財産の規模によって異なります。

専門家へ依頼する場合は、相談料や書類作成費用などが発生する場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

書類作成は専門家に相談!【司法書士 行政書士 丹羽事務所】へ

専門家のサポートを受けることで、スムーズに遺言書を作成し、ご自身の意思を確実に伝えられます。

遺言書の作成は、ご自身の大切な財産を託し、ご家族への想いを形にする大切な機会です。

茨木市で安心して遺言書を作成するために、書類作成に関するお悩みは専門家へ相談しましょう。

司法書士 行政書士 丹羽事務所では、お電話やメールでのお問い合わせを受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

高槻で相続対策のご相談なら「丹羽事務所」
お問い合わせ後の流れ

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まずは、司法書士 行政書士 丹羽事務所にお問い合わせください。電話(072-676-5007)またはホームページのお問い合わせフォームからご連絡ください。

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相続や遺言、不動産登記や会社登記、建設業許可取得のご相談など、幅広い内容に対応いたします。お客様の気持ちに寄り添った、親切で丁寧な対応を心がけておりますので、何でもご相談ください。

法律相談と見積もり

客様の現状やご要望を聞き取りさせて頂いたうえで、お客様に最適な法律手続をご提案いたします。お客様のご来所回数をできる限り少なくするためにも、初回相談の段階でしっかりと法律相談をさせて頂きます。

必要に応じて、税理士や土地家屋調査士など他の専門家とも連携し、総合的な解決策をご提示します。その際に、手続費用の詳細な見積もりもご案内いたします。

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進捗報告と業務の完了

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すべての手続きが完了しましたら、結果を報告させて頂き、完了書類をお返しいたします。

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【茨木】遺言書の書類作成でお悩みなら司法書士 行政書士 丹羽事務所

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