必要な作業の内容や量で決まる積算料金

遺産相続の手続きの業務量は、相続方法などによって異なります。例えば、法定相続分どおりに相続するのか、遺言書があるか、遺産分割協議で相続割合を変えるかなどによって変わるのです。また、相続人の数が多ければ多いほど、取り寄せなければならない書類は増え、不動産がいくつもあるとさらに業務が増えていくでしょう。

相続手続き費用は、戸籍等の証明書の取得料金や、遺産分割協議書作成料金など、それぞれの作業の料金を決めて積算します。相続人が少なく同じ市に戸籍がある場合や、相続不動産は住んでいる家だけなど、そういったケースでは手続きが少なくて済むため、積算料金が安くなる可能性があります。

依頼時に支払う額がわかるパック料金

司法書士事務所によっては、遺産相続の条件をいくつかにわけて、パック料金にしている場合もあります。

例えば、被相続人の戸籍が生まれてから亡くなるまで同一市町村にある場合、最も安いパック料金では相続人全員が必要な戸籍謄本や住民票を自分で用意するのが一般的です。一方最も高いパック料金では、司法書士が戸籍等をすべて職権で収集したり、遺言書による遺言執行者の義務の手続代行や手続きに必要な書類をすべて司法書士が作成したりすること等も可能です。

相続登記・名義変更

不動産や銀行の預貯金、有価証券などを相続する場合、相続登記や名義変更が必要となります。登記事務の専門家である司法書士へ依頼することで、スムーズかつスピーディーに名義変更することが可能です。

必要書類の収集・相続財産の調査

相続手続きには様々な資料が必要となります。すべての資料を相続人ご自身で集めるとなると、かなりの手間と時間がかかります。しかし、司法書士は相続に必要な書類を代理で集めることができるため、相続人が自ら書類を集める必要がありません。

遺言書の作成

自筆で遺言作成を行う場合、形式不備によって無効になってしまう可能性がありますが、司法書士に相談することでトラブルを未然に防ぐことができます。もちろん、遺言の内容を司法書士へ伝えて、司法書士が文書を作成することも可能です。「保管してほしい」というご依頼にも対応できます。

遺言執行

登記事務の専門家である司法書士へ遺言執行を依頼することで、相続人の手間を省き、トラブルを防ぐことができます。

遺留分侵害請求の内容証明郵便作成

法定相続人には遺留分が認められています。そのため、法定相続人は遺産の相続人に金銭賠償を請求することができるのです。一般的に、遺留分侵害請求は内容証明郵便で行われ、この書類作成は司法書士が対応いたします。お困りでしたら、気兼ねなくご依頼ください。

遺産分割協議書の作成

相続人全員で遺産の分配方法について話し合う遺産分割協議で決定した内容をまとめた書類を、遺産分割協議書といいます。相続登記や相続税申告を行う際に提出する書類となるため、正式な書面にするためにも司法書士への依頼がおすすめです。

高槻市にある丹羽事務所では、お客様の気持ちに寄り添った親切・丁寧な対応を心掛けております。税理士や弁護士など、他の士業とも連携を取り合っているため、必要に応じて適切な事務所のご紹介が可能です。

「相続が発生したがどこに相談すべきかわからない」「忙しくて相続に必要な書類を集めることができない」「そもそも何からやるべきかわからない」とお困りでしたら、まずは丹羽事務所へご依頼ください。